なんやかんやで、『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』6回目です。
 今日は下手前方席! 生徒さんに目線もらうぜ!と、下心満々で行きました(笑)。

 いちばんかまってくれたのが叶くん!!
 何度も目線くれて、音がしそうなウインクくれた!!
 うっきゃ~~!!

 心臓どきどき、おばちゃん、若返ったわー。ありがとう叶くん。
 近く(というか、ほぼ真下・笑)で観る叶くんの美しいこと……目が大きくてこぼれそうだ。
 聞こえてくるナマ声が艶っぽくてな……。
 ありがとう、叶くん。

 それから、うきちゃんにウインクもらった!
 狙い撃ちされた。うわーうわーうわー。
 うきちゃんは見つめていると必ずウインクくれるよね、あざーっす。

 うきちゃんのあの美貌、色っぽさ、そしてキュートさ……。
 持ち味は出過ぎず奥ゆかしいのに、サービス精神旺盛だよね。はー、天にも昇る心地ですわ。
 ありがとう、うきちゃん。


 前方たけのこ席は、嫌う人も多いけど、わたしは大好物です。その昔、梅田プレイガイドでチケット売ってた頃から、坐れるものなら坐りたい席。
 全体を観たいときは、後方席に坐るから、前方席のときは、そこからしか見えない視界を楽しみたい。

 ……しかし、噂の客席降りは一瞬だったわ。
 キョロキョロしているうちに終わってしまった(笑)。


 そうそう、立見も1回したんだけど、立見オイシイね!

 とにかくこの公演盛況で、立見もすごい人数。
 3列ぐらいになってたりするけど、リピーターのわたしはわりとゆるくのんきに観劇していたわけだ。
 それほど舞台にかじりついているわけでもなく、注目ポイントはしっかりオペラグラス使って、それ以外は全体眺めて。

 んで、物語に集中していると、客席降りがあることなんか忘れているわけよ。
 2幕後半になって、舞台の上に主役格以外全員集合、そっからどたばたと銀橋へ出て来て……うわー、降りて来たーー!!

 あの、画面が近づいてくる感覚すごい。

 テレビを見ているような感じで、すごく他人事に眺めていたの。
 なのに、不意にテレビの中の人が、こっちへ向かってやって来るのよ。テレビの中から、飛びだしてくるのよ。
 そんな「ありえねー!」感覚。

 しかもしかも、走ってくるのは蒼紫@れいことお庭番衆よ?

「うわーーっ!!」って声出た。

 マジで。
 意識してのことじゃない。
 人間、驚嘆したらマジに声出るんだ。

 わたしだけじゃない。
 立見ゾーンの狂乱っぷり、すごいよ?

 蒼紫たちが走ってくるの観て、空気動いたもん。
 アイドル観て動揺する・悲鳴上げる女の子たちみたいに。

 悲鳴と歓声上がった。
 どよどよどよ……って、空気動いて、大雨みたいな拍手がぶわーーっと波状に盛り上がった。

 実際蒼紫たちが来るのは21列目通路までなんだけど。
 立見ゾーンまで来ないんだけど。
 そんなの関係なく、立見客大興奮。
 や、22列目から後ろの客席も、きっと同じように興奮して声出してるんだと思う。わたしがいたのが立見ゾーンだから、そこのことしかわかんないだけで。

 アレは声上がるわ……。

 そして、あのれいこたちが走ってきた瞬間の、感動。
 ちょっと忘れられそうにない。
 舞台作品というより、イベント、アトラクションとしての感動で、飛び道具扱いかもしんないけど。
 感動した……!
 舞台って、ナマのライブパフォーマンスって面白い。
 マンガやテレビしか知らない、たまたま『るろ剣』のタイトルに惹かれてやって来た人に、伝わったと思う。
 体験する、という感動。

 21列目通路で、蒼紫とお庭番衆がキメポーズするんだけど、これがもお、かっこよくて……。1

 なんかねー、涙出たよ。

 かっこいい。
 すごい。

 そんなだけのことで、胸がどきどきして、泣けてくる。
 感動って、いろんな種類があるよね。
 『星逢一夜』みたいな繊細な物語を観て涙するのも感動のひとつのカタチだし、テーマパークのアトラクションみたいなわくわくどきどきも、まちがいなく感動のひとつ。
 どちらも味わえる、タカラヅカってすごい。

 いろんな視界があって、いろんな味わい方があって。
 楽しいなあ、『るろ剣』。楽しいなあ、タカラヅカ。

 『星逢一夜』がチケット足りなくて、でも途中からでは人気でチケット手に入らなくて、「観たいのに観られない」という事態になったため、今回すっげがんばってチケ取りして。
 初日を観て、「こんなにチケット取らなければよかった……」って肩を落としたんだけど。
 んなたぁーなかったっ!

 雪組楽しい。
 ぜんぜん通える!

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