これから取りに行こう、経験しよう。@2016年公演ラインアップ
2016年3月8日 タカラヅカ2016年 公演ラインアップ【宝塚バウホール】<9月・花組『アイラブアインシュタイン』>
2016/03/08
3月8日(火)、2016年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚バウホール】公演の上演作品が決定いたしましたのでお知らせいたします。
花組
■主演・・・瀬戸 かずや
◆宝塚バウホール:2016年9月15日(木)~9月25日(日)
一般前売:2016年8月6日(土)
座席料金:全席5,300円
サイエンス・フィクションラブ・ストーリー
『アイラブアインシュタイン』
作・演出/谷 貴矢
20世紀中盤、天才科学者アルバートが開発したアンドロイドは、人々の生活になくてはならないものになっていた。世俗の喧騒を逃れ隠遁生活を送るアルバートのもとに、ある日、エルザというアンドロイドが助けを求めにやって来る。働き口を奪われた人間達による反アンドロイドの機運が高まる中、人間と平和に共存する道を模索する為、自分たちにも感情を与えて欲しいというのだ。エルザに亡き妻ミレーヴァの面影を見たアルバートは、科学者仲間であるトーマスの力も借りつつ、エルザに感情を与えようと奮闘する。ひたむきで純粋なエルザに次第に惹かれていくアルバートだったが、エルザはどうしても「愛」の感情だけは理解することが出来なかった。愛とは何かと問われたアルバートは、ミレーヴァをどんな風に愛していたのか、どんな感情だったのかを伝えようとするが、何故かどうしても思い出せないのだった…。
果たして、「AI」は、「愛」の感情と「I(自我)」を持つ事が出来るのか。瀬戸かずや主演でお届けする、サイエンス・フィクションラブ・ストーリー。なお、この作品は、演出・谷貴矢の宝塚バウホールデビュー作となります。
あきら主演キターー!!
ひょっとして来るかな、と期待半分でいたけれど……ほんとに来た!!
うれしいうれしいうれしい!
絶対行く、絶対観る! ……って、なんか解説読むとけっこうやばそうだけど……このテの話がヅカで成功した例しがナイ……地雷ジャンル……でもなんでもいい、とにかくあきら主演ならなんでもイイ。
フジイくんの「そうか、マーク兄ちゃんはサイボーグになったんだ!」以上のトンデモ作品はナイと信じてるし! アレ以下なんて、ふつーの神経してたら作れっこないし! なんでもどーんと来い!
救いは、まったくノーマークの新人作家さんだってことっすね。
演出家がフジイくんとか谷正純とか中村Aでこのあらすじ書かれてたら、「オーマイガッ!!」と頭を抱えてました(笑)。
若い人ならまだ、なんとかしてくれる、かもしれない……。
しかし劇団には「演出家名字枠」があるのかしら。「ウエダ」「ナカムラ」「タニ」はデビューに有利、とか。これから「シバタ」「マサツカ」「イシダ」とかも出て来るのかなー。
あきらは雰囲気美形スターで、その兄貴的な立ち位置と外見に反して、意外なほどうまくない。
や、ふつーは路線外なのに組4番手とかにいる人って、実力がきっちりあったりするんだけど、あきらはいろいろびみょー。
真ん中育ちでないために、足りていないことがたくさんある。
だけど、かっこいい。
とりあえず、イケメンだ。
顔面だけでなく、身長、スタイル、すべて合わせて。
せっかくこんだけかっこいいんだから、うまくなってほしい。
なんで新公主演出来たのかわかんないくらい、劇団から放置されていた人だけに、若いときに得た経験値が少ない。
取り損ねてきたスキルやアイテムを、これから取りに行こう。路線育ちではないけれど、真ん中経験しに行こう。
それによって、欠けていたモノが突然どどんと開花するかもしれない。
そういうことも含めて、あきら主演がうれしい。
問題は、チケットを取れるかだわ。
100周年以降、バウのチケットが取れない……。
昔はバウなんて、一部の人気スター以外売り切れないのはあたりまえだったのにな。
ただ、売れない公演ってのは大抵劇団推しで主演連発の実力微妙な御曹司の主演公演で、劇団推しのない微妙路線の主演公演は大抵チケ難だったので、経験に基づく予想だと、あきら主演も間違いなくチケ難だニャ。
や、実際そうだと思うし。わたしの周囲はみんな「あきら主演!!」で目を輝かせてるし。
そのうえ、なにしろ100周年バブル……。
あうー。定価で観られるといいなあ。