いつもの中村Bですから。@Melodia-熱く美しき旋律-
2015年10月9日 タカラヅカ 『Melodia-熱く美しき旋律-』初見感想。
トンデモカラーのオープニング、総力戦の出たり入ったりののち、唐突に挿入されるトップコンビ場面……あ~、これ何万回観た……(笑)。
次は2番手によるガチなダンス場面よね、外国人振付とかの。
んでトップ様登場の三角関係、争いアリ場面が来て、ラテンな中詰め、ムード歌謡な銀橋付き。
ロケットボーイありのロケット、トップ娘役と娘役だけの場面、大階段黒燕尾……既視感だらけ。
なにもかも「中村B」で、腹筋鍛えられた。
しかし、「2番手によるガチなダンス場面」がキキくんって……。まあ、キキくん単体ならまだいいのかなと思ったら、あとからカレーくん登場するし!
カレーくん、ちなつくん、仙名さんに囲まれて踊るキキくんて……。
さすがは「上から順番、1・2・3」の中村Bだわ。スターの得意分野ガン無視かい。
ちぎくんは踊れる人だったもんな……と遠い目になった。
踊れない2番手をダンサーで囲んで、ガチなダンスえんえん長丁場て、演出家のなんも考えてなさが丸出しですごい。
じゅりあ様がかっこいい。
女海賊? 男たちの間になんの説明もなく混ざっている紅一点、彼女がもう、めちゃくちゃかっこいい。男前。
その存在、そのダンス、それだけでドラマだわ。
そして、美しいみりお様と対峙するきんきらきんのスターが……あ、あきら?!
その扱いに驚愕。あきらがあんな衣装来て、あんなポジションにいる~~!
と、あきらに驚いていたためか、かのちゃんがわからなかった。
あきらの隣に派手な格好の女の人がいることはわかってたけど、それがトップ娘役だとはつゆ知らず……。
あきら死んでから(中村Bのお約束)、はじめて「えっ、あれかのちゃんだったんだ?!」と気づいた。
……じゅりあの方が目立つ……。って、そーいや前回のショーでも、きらりの方が目立ってたっけ。
というのは、わたしが単にかのちゃんを見慣れていないせいかもしれない。きらりやじゅりあを観てきた期間の方が長いわけだしね。
しかしこの場面のストーリーよくわかんない……かのちゃんはあきらの妃じゃなかったのか? あきら死んだら即みりおくん……葛藤とかないの?
終演後にプログラム解説見て「なーんだ、そういうことか」と思いはしたが……そんな設定、舞台からはわからんかった……次観るときはもっと納得できるのかなあ?
あきらがもう少しうまかったらなあ……歌とかダンスとかいろいろと……と、思いつつも、あきらが活躍していてうれしい。
カレーくんは毎回男相手に絡まなきゃならなくて大変だなあ。いつもいつもみりおくん相手にエロ担当してたけど、今回はちなつくんかー。
「男と絡めたい」美貌の彼なんだもんなあ。
ちなつくんは女役もイケるイメージあったけど、いやあ、やっぱ大人になってるってことだよね、美女と言うより立派なヲカマさん……。や、男役たるもの、そーでなくちゃ!
あいかわらずの美脚は眼福です。
カレーくんと言えば、オペラ使わず遠目にぼーっと群舞を眺めていて、「まっつっぽい」と思って視点を合わせると、大抵カレーくんだったりする。
顔は似てないので、ほんとシルエットというか、ダンスにおいて、わたしの「まっつセンサー」が働く。重度の「まっつロス」ゆえに、まっつに似たモノを無意識に追い求める、という、生産性のない本能が勝手に動かすセンサーなのだ。←
今回の大階段黒燕尾が、振付も相まってすげーまっつを思い出した。
……が、歌い出すと一気に正気に返るというか、「ああ、チガウ」とわかる(笑)。チガウから……ツボに入ってにやにやしちゃうくらい、いっそ清々しいくらい歌の実力がチガウから……余計、いいのかもしれない。癒される、のかもしれない。
まっつセンサーは関係なく、カレーくんは魅力的なスターさん。
こうしてずっと、まったり眺めていきたいなあ。
ムード歌謡担当はPちゃんかあ。きんぐよりうまい(笑)。って、比べるところがソコなの?!
てゆーかマイティーが美しい。
なんかマイティーきれいやなあ、と思っていたら、銀橋渡りだして、びびった。
えええ?! なんなのこの「スター!!」な扱い……!
って、ロケットボーイですがな、中村Bの十八番。その昔しいちゃんだってマギーだってやってたわ……そんな驚くことでもない。とはいえ、やっぱ驚くー!
いいなあ、中村Bのショー。「上から順番、1・2・3」で持ち味関係なく番手遵守。従って、微妙路線の人だって、「劇団の思惑」なんて目に見えないモノとは無関係に、「表に現れている順番」でスター扱いされる。
学年、新公主演経験などの数値を使い、ロジックのみでポジション決定。
シンプルだからこそ、いろんな人に見せ場が振られる。
Pちゃんもマイティーも、新公主演したスターだもんな。銀橋ソロくらい、あってもいいもんな。
雪組の『ラ』でも思ったけど。
「銀橋大安売り!」「スター山盛り!」ぶりはいいよな。
トップと2番手以外、銀橋を渡らせてはならない!的な作品より、スター山盛り、ばんばん銀橋渡っちゃうぜ!な作品の方が、観ていてたのしい。わたしは。
「銀橋を安売りしてはならない、スターの格が下がる」という考え方もあるだろうけど。
プログラムに3番手スターとして1ページばーんと写真が載っているのに、銀橋も渡らせてもらえず何公演もじれじれしていた、あの日々がある以上、「渡らせたっていいじゃない!」と思う。はじめて渡らせてもらったとき、ほんとうにうれしかったもの。感動したもの。
たくさんのスターが渡れば、感動する人が増える。「将来のトップスター以外は渡れない特別なところ」でなくていい、そういう特別感は別のところでしっかり区別して、舞台が盛り上がることはやっちゃった方がいい。
中村Bのオーソドックスさ、スターだらけ!な総力戦っぷりは好き。
出演者への興味の度合いで、退屈度も大きく変わる、マンネリ作風だけど(笑)。
既視感ばりばりな作品ゆえに、いろんな記憶、いろんな思いが込み上げてきて、ちょっと切ない。
しかし。
オーソドックスで、「上から順番、1・2・3」誰がどの組が演じても同じ、という作風ですから。
みりおくんアテ書きじゃないよね……。
そのあたりは、ファンにはどうなんだろう? 前回のショーもみりおくんのトップ初のショー作品だったのに、「台湾公演ありき」でアテ書きはしてもらってなかったもんなあ。
初日だからか、みりおくんは余裕なさそうで、彼が心底リラックスして楽しそうにしているショー作品を観てみたいなあ、なんてことをぼんやり思いつつ眺めてた。
トンデモカラーのオープニング、総力戦の出たり入ったりののち、唐突に挿入されるトップコンビ場面……あ~、これ何万回観た……(笑)。
次は2番手によるガチなダンス場面よね、外国人振付とかの。
んでトップ様登場の三角関係、争いアリ場面が来て、ラテンな中詰め、ムード歌謡な銀橋付き。
ロケットボーイありのロケット、トップ娘役と娘役だけの場面、大階段黒燕尾……既視感だらけ。
なにもかも「中村B」で、腹筋鍛えられた。
しかし、「2番手によるガチなダンス場面」がキキくんって……。まあ、キキくん単体ならまだいいのかなと思ったら、あとからカレーくん登場するし!
カレーくん、ちなつくん、仙名さんに囲まれて踊るキキくんて……。
さすがは「上から順番、1・2・3」の中村Bだわ。スターの得意分野ガン無視かい。
ちぎくんは踊れる人だったもんな……と遠い目になった。
踊れない2番手をダンサーで囲んで、ガチなダンスえんえん長丁場て、演出家のなんも考えてなさが丸出しですごい。
じゅりあ様がかっこいい。
女海賊? 男たちの間になんの説明もなく混ざっている紅一点、彼女がもう、めちゃくちゃかっこいい。男前。
その存在、そのダンス、それだけでドラマだわ。
そして、美しいみりお様と対峙するきんきらきんのスターが……あ、あきら?!
その扱いに驚愕。あきらがあんな衣装来て、あんなポジションにいる~~!
と、あきらに驚いていたためか、かのちゃんがわからなかった。
あきらの隣に派手な格好の女の人がいることはわかってたけど、それがトップ娘役だとはつゆ知らず……。
あきら死んでから(中村Bのお約束)、はじめて「えっ、あれかのちゃんだったんだ?!」と気づいた。
……じゅりあの方が目立つ……。って、そーいや前回のショーでも、きらりの方が目立ってたっけ。
というのは、わたしが単にかのちゃんを見慣れていないせいかもしれない。きらりやじゅりあを観てきた期間の方が長いわけだしね。
しかしこの場面のストーリーよくわかんない……かのちゃんはあきらの妃じゃなかったのか? あきら死んだら即みりおくん……葛藤とかないの?
終演後にプログラム解説見て「なーんだ、そういうことか」と思いはしたが……そんな設定、舞台からはわからんかった……次観るときはもっと納得できるのかなあ?
あきらがもう少しうまかったらなあ……歌とかダンスとかいろいろと……と、思いつつも、あきらが活躍していてうれしい。
カレーくんは毎回男相手に絡まなきゃならなくて大変だなあ。いつもいつもみりおくん相手にエロ担当してたけど、今回はちなつくんかー。
「男と絡めたい」美貌の彼なんだもんなあ。
ちなつくんは女役もイケるイメージあったけど、いやあ、やっぱ大人になってるってことだよね、美女と言うより立派なヲカマさん……。や、男役たるもの、そーでなくちゃ!
あいかわらずの美脚は眼福です。
カレーくんと言えば、オペラ使わず遠目にぼーっと群舞を眺めていて、「まっつっぽい」と思って視点を合わせると、大抵カレーくんだったりする。
顔は似てないので、ほんとシルエットというか、ダンスにおいて、わたしの「まっつセンサー」が働く。重度の「まっつロス」ゆえに、まっつに似たモノを無意識に追い求める、という、生産性のない本能が勝手に動かすセンサーなのだ。←
今回の大階段黒燕尾が、振付も相まってすげーまっつを思い出した。
……が、歌い出すと一気に正気に返るというか、「ああ、チガウ」とわかる(笑)。チガウから……ツボに入ってにやにやしちゃうくらい、いっそ清々しいくらい歌の実力がチガウから……余計、いいのかもしれない。癒される、のかもしれない。
まっつセンサーは関係なく、カレーくんは魅力的なスターさん。
こうしてずっと、まったり眺めていきたいなあ。
ムード歌謡担当はPちゃんかあ。きんぐよりうまい(笑)。って、比べるところがソコなの?!
てゆーかマイティーが美しい。
なんかマイティーきれいやなあ、と思っていたら、銀橋渡りだして、びびった。
えええ?! なんなのこの「スター!!」な扱い……!
って、ロケットボーイですがな、中村Bの十八番。その昔しいちゃんだってマギーだってやってたわ……そんな驚くことでもない。とはいえ、やっぱ驚くー!
いいなあ、中村Bのショー。「上から順番、1・2・3」で持ち味関係なく番手遵守。従って、微妙路線の人だって、「劇団の思惑」なんて目に見えないモノとは無関係に、「表に現れている順番」でスター扱いされる。
学年、新公主演経験などの数値を使い、ロジックのみでポジション決定。
シンプルだからこそ、いろんな人に見せ場が振られる。
Pちゃんもマイティーも、新公主演したスターだもんな。銀橋ソロくらい、あってもいいもんな。
雪組の『ラ』でも思ったけど。
「銀橋大安売り!」「スター山盛り!」ぶりはいいよな。
トップと2番手以外、銀橋を渡らせてはならない!的な作品より、スター山盛り、ばんばん銀橋渡っちゃうぜ!な作品の方が、観ていてたのしい。わたしは。
「銀橋を安売りしてはならない、スターの格が下がる」という考え方もあるだろうけど。
プログラムに3番手スターとして1ページばーんと写真が載っているのに、銀橋も渡らせてもらえず何公演もじれじれしていた、あの日々がある以上、「渡らせたっていいじゃない!」と思う。はじめて渡らせてもらったとき、ほんとうにうれしかったもの。感動したもの。
たくさんのスターが渡れば、感動する人が増える。「将来のトップスター以外は渡れない特別なところ」でなくていい、そういう特別感は別のところでしっかり区別して、舞台が盛り上がることはやっちゃった方がいい。
中村Bのオーソドックスさ、スターだらけ!な総力戦っぷりは好き。
出演者への興味の度合いで、退屈度も大きく変わる、マンネリ作風だけど(笑)。
既視感ばりばりな作品ゆえに、いろんな記憶、いろんな思いが込み上げてきて、ちょっと切ない。
しかし。
オーソドックスで、「上から順番、1・2・3」誰がどの組が演じても同じ、という作風ですから。
みりおくんアテ書きじゃないよね……。
そのあたりは、ファンにはどうなんだろう? 前回のショーもみりおくんのトップ初のショー作品だったのに、「台湾公演ありき」でアテ書きはしてもらってなかったもんなあ。
初日だからか、みりおくんは余裕なさそうで、彼が心底リラックスして楽しそうにしているショー作品を観てみたいなあ、なんてことをぼんやり思いつつ眺めてた。