個性爆発、大暴れ。@龍真咲サヨナラショー
2016年7月17日 タカラヅカ 『NOBUNAGA<信長>』『Forever LOVE!!』前楽に行って、無事『龍真咲サヨナラショー』も観てきました。
サヨナラショーはそのトップさんの個性がよく出るというか、それぞれ特色があるもんですよね。
昔はともかく、今の「サヨナラショーをソフト化して販売する」商売が根付いてからは。
まさお氏のサヨナラショーもとても特徴的で……感心しました。
わたしの記憶では、まさおくんは2012年に『ロミオとジュリエット』でトップスター就任したと思うんですが。
サヨナラショーを観て感じたことは。
まさおの中では、みりおくん準トップという体制は、「なかったこと」になってるっぽい。
サヨナラショープログラムに、みりおくんがいた気配は皆無でした。「まさみりの思い出」的なモノは一切なし。
まあ、仕方ないか……。異様だったもんなあ。トップスターなのに、2番手の役をさせられたり、「トップ娘役」が自分だけの相手役じゃないとか。
どう言葉を繕っても、おかしかったよ。まさおも、そしてみりおも、つらかっただろう。
まあ、ここまではわかる。
問題は。
まさおの中では、ちゃぴが相手役だった、ということも「なかったこと」になってるっぽい。
…………おーい。
最後の芝居『NOBUNAGA<信長>』でもラブシーンなし、そもそもふたりで絡むこともほとんどなく、同じ場面にすら出ない。
最後のショー『Forever LOVE!!』でもがっつりした絡みなどなく、デュエットダンスもなし。
ちゃぴは「トップ娘役」ではあっても、「トップスターの相手役」ではない、という扱いだった。
それでもせめて、サヨナラショーではふつうに、……多くは望まない、「ふつう」のことをしてくれるかと、期待していたんだ。
そしたら、もお、見事でした。
ちゃぴの扱い。
相手役ではまったくない。
デュエットダンスがないどころか、まともな絡みもない。
てゆーか。
他のスターたちと同列扱い、トップ娘役ですらない……。
そ、そうか。
本公演で「相手役じゃない」と示して、サヨナラショーでは「トップ娘役じゃない」と示すわけか……。
徹底してるわ……。
まさお……。
トップ娘役を残して、トップスターのみが退団する場合でも、ふつうはデュエットダンスがあるし、思い出の場面を再現したりして、互いに哀惜を示すものなんだけど。
一切ナシっすよ……。
すげえ。
もう、「すごい」としか言いようがない。
加えて、まさおのあとに月組を率いることになるたまきちへの「引き継ぎ」場面もなかったけど……これはある人とない人があるから、それを言及する気はないけども。
ソロ曲が全部、「相手役がちゃぴでない作品限定」とか、「ちゃぴが出演していない作品」とか、ナニその徹底ぶり。
他のなにをさておいても、トップ娘役否定は、びびりましたわ……。
それはともかく。
『1789』という作品を持つまさおは強いな。
サヨナラショーは全部で何曲歌ったんだっけ? そのうちの半分とか3分の1とか、とにかくけっこうな割合で『1789』が占めていたと思う。
わたしの体感としては『1789』コンサートの合間に他の楽曲も入れました、的な。長く歌うのが『1789』、最初と最後に歌うのが『1789』。
『1789』ガラコンサート状態なら、そりゃ盛り上がるわ。
曲がヅカオリジナルとは段違いだもん。
好きだな、『1789』。
日本初演で、まさおと月組が作り上げた作品。
きっとこれからも再演されるだろうけれど、この作品を「最初にこの世界に送り出した」のはまさおと月組。
この世界、ってのは、タカラヅカね。
『1789』はオレのもの!!っていう、誇りが見える。
いいなあ。
『1789』を歌うまさおはいい。
ロナンでも『1789』という作品でもなく、「まさおの『1789』」なの。まさおとして歌っているの。
それが、心地いい。
まさおの暴れっぷりが。
まさお節はさらにひどくなって、せっかくの名曲もぶわんぶわん節回ってるし(笑)。
だが、それがいい。
まさおはまさおらしく、大暴れしてくれれば。
サヨナラショーはそのトップさんの個性がよく出るというか、それぞれ特色があるもんですよね。
昔はともかく、今の「サヨナラショーをソフト化して販売する」商売が根付いてからは。
まさお氏のサヨナラショーもとても特徴的で……感心しました。
わたしの記憶では、まさおくんは2012年に『ロミオとジュリエット』でトップスター就任したと思うんですが。
サヨナラショーを観て感じたことは。
まさおの中では、みりおくん準トップという体制は、「なかったこと」になってるっぽい。
サヨナラショープログラムに、みりおくんがいた気配は皆無でした。「まさみりの思い出」的なモノは一切なし。
まあ、仕方ないか……。異様だったもんなあ。トップスターなのに、2番手の役をさせられたり、「トップ娘役」が自分だけの相手役じゃないとか。
どう言葉を繕っても、おかしかったよ。まさおも、そしてみりおも、つらかっただろう。
まあ、ここまではわかる。
問題は。
まさおの中では、ちゃぴが相手役だった、ということも「なかったこと」になってるっぽい。
…………おーい。
最後の芝居『NOBUNAGA<信長>』でもラブシーンなし、そもそもふたりで絡むこともほとんどなく、同じ場面にすら出ない。
最後のショー『Forever LOVE!!』でもがっつりした絡みなどなく、デュエットダンスもなし。
ちゃぴは「トップ娘役」ではあっても、「トップスターの相手役」ではない、という扱いだった。
それでもせめて、サヨナラショーではふつうに、……多くは望まない、「ふつう」のことをしてくれるかと、期待していたんだ。
そしたら、もお、見事でした。
ちゃぴの扱い。
相手役ではまったくない。
デュエットダンスがないどころか、まともな絡みもない。
てゆーか。
他のスターたちと同列扱い、トップ娘役ですらない……。
そ、そうか。
本公演で「相手役じゃない」と示して、サヨナラショーでは「トップ娘役じゃない」と示すわけか……。
徹底してるわ……。
まさお……。
トップ娘役を残して、トップスターのみが退団する場合でも、ふつうはデュエットダンスがあるし、思い出の場面を再現したりして、互いに哀惜を示すものなんだけど。
一切ナシっすよ……。
すげえ。
もう、「すごい」としか言いようがない。
加えて、まさおのあとに月組を率いることになるたまきちへの「引き継ぎ」場面もなかったけど……これはある人とない人があるから、それを言及する気はないけども。
ソロ曲が全部、「相手役がちゃぴでない作品限定」とか、「ちゃぴが出演していない作品」とか、ナニその徹底ぶり。
他のなにをさておいても、トップ娘役否定は、びびりましたわ……。
それはともかく。
『1789』という作品を持つまさおは強いな。
サヨナラショーは全部で何曲歌ったんだっけ? そのうちの半分とか3分の1とか、とにかくけっこうな割合で『1789』が占めていたと思う。
わたしの体感としては『1789』コンサートの合間に他の楽曲も入れました、的な。長く歌うのが『1789』、最初と最後に歌うのが『1789』。
『1789』ガラコンサート状態なら、そりゃ盛り上がるわ。
曲がヅカオリジナルとは段違いだもん。
好きだな、『1789』。
日本初演で、まさおと月組が作り上げた作品。
きっとこれからも再演されるだろうけれど、この作品を「最初にこの世界に送り出した」のはまさおと月組。
この世界、ってのは、タカラヅカね。
『1789』はオレのもの!!っていう、誇りが見える。
いいなあ。
『1789』を歌うまさおはいい。
ロナンでも『1789』という作品でもなく、「まさおの『1789』」なの。まさおとして歌っているの。
それが、心地いい。
まさおの暴れっぷりが。
まさお節はさらにひどくなって、せっかくの名曲もぶわんぶわん節回ってるし(笑)。
だが、それがいい。
まさおはまさおらしく、大暴れしてくれれば。