『Bow Singing Workshop~星~』最終日に2回連続観劇。……や、チケット手に入っちゃったから(笑)。予定外だけど、これもまたよし。
 月新公と同じ日だったから書くの遅くなっちゃったけど、観劇時のメモをもとに感想をば。
 2回連続で観たので、2回分混ざってます。


 今回ちょっと感動したのは、吉田優子せんせ。
 生バンド入ってるのは歌バウお約束だし、イベント公演の指揮が音楽監督を務める先生なのもお約束だけど。

 優子せんせ、キーボード兼指揮なのね。

 キーボード弾きながら、要所要所で片手で指揮をする。
 それがかっこいいのー。
 おおっ、ここでこうくるのか!てな、曲の演出と先生の動きがシンクロしてて、すげー興味深い。なるほど、舞台はこうやって作られるんだなと。
 見とれちゃったわ。

 あと、舞台の使い方が偏っていることが、ちょっと気になった。
 中村Bはわざとやってるのかしら?
 出演者の大半が下手から登場して下手で歌うの。舞台の占有率が、センターと下手がほぼ同じくらい、上手はほとんど空きっぱなし。
 誰もがセンターで歌うのは当然として、歌いながら移動して、センター以外で立ち止まってしばらく歌うでしょ。それがほぼ下手側なの。
 途中から気になって、2回目は意識して観ちゃったわ。気のせいじゃない、下手ばっかだー。
 左右均等にしなければならない決まりはないけど、前方上手端に坐ってたら切なかったろうな。せっかく前方席なのに、生徒さんがほとんど目の前に来ない、対角線上に立たれると遠いばかり、と。
 月組のときは気づかなかったけど、全組こんな感じなのかな?


 でもって、出演者の感想。
 ほぼプログラム順……だけど、まんまでもない。人によって1幕2幕まとめてたり、あとでまとめて書いてたり。
 宙組の歌バウのように全員分の感想メモがない。月新公と同日だったため、メモ書きする時間が少なかったの。帰りの電車の時間は同じだからねー。


 オープニングのノバボサのあと、先頭切るのはしどりゅー。
 『太陽王』から「太陽のごとく輝け」。
 しどりゅーは声がいいな。なんかとっても正統派。初回はそれでも詰まるというか聴いていて不自然なところがあったんだけど、2回目は気にならなかった。

 単体で観るとこうしてかっこいいのに、大劇場の大勢の中にいるとそれほどでもなくなっちゃうのはなんでなんだろ。


 あやなちゃんは『ロミジュリ』から「いつか」。
 イントロの甘いメロディを聴きながら、登場してきたあやなちゃんの甘い姿に期待感が高まる。美形キター! ロミオキター!
 ……が、その甘い美貌の君の歌声は、べつに甘くはなかった……。

 歌バウに出るから、あやなくんは歌ウマなのかと思った……。『こうもり』新公でもふつうに歌っていたと思うし。
 そうか……歌はいまいちなのか……歌がんばれ枠での出演だったのか。
 音痴というほどではなく、ちょっと前のヅカならこれくらい歌えれば路線として無問題、むしろもっと破壊力ある音痴の方が路線スターっぽい、ってくらいだったけど。
 でも今は歌えるスターがどんどん出て来ているから、この実力だといろいろと不自由かも?

 歌が苦手だからなのか、歌う姿が固くてな……。歌唱力以前に表現力が課題か? 借りてきた猫みたいだ。もっとどーんとやっちゃっていいのに。


 ゆうほくん、タータン……!
 なんか、すげーイメージがかぶった。タータンよりも丸くてスタイルも残念なことになってるけど、歌唱力とか歌い方がすごくタータンを彷彿とさせた。
 タータンがネバセイ歌ってる! タメるわクドいわこんなのネバセイぢゃない(笑)。
 や、マジうまいです。


 次の子はぜんぜん知らない子だ。さくらくん、101期、まだ研2か。若っ。
 『誰がために鐘は鳴る』の主題歌。
 2回目の方がやばい? 声裏返りかけまくる。ヘタではないんだけど、声を制御できてない。練習不足かな? 腹筋足りてないイメージ。


 今回わたし、はじめてみねりちゃん個別認識した。
 「エル・アモール」を慎くんとデュエット。
 え、この子かわいい、声きれい、歌うまいー!
 慎くんとふたり、ドラマティック。互いしか見ていない歌が好き。終わった後素に戻るギャップもいい。
 いかにも「タカラヅカ」っぽくて、慎くんともども「いいもん観たー」という気持ちになった。


 続く~~。

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