「責任取れよ」と笑いあった日々。@桜一花退団発表
2014年7月8日 タカラヅカ2014/07/08
花組 退団者のお知らせ
下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。
(花組)
桜 一花
春花 きらら
蘭乃 はな -すでに発表済み-
大河 凜
花奈 澪
美蘭 レンナ
2014年11月16日(花組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団
思い出されるのは、『麗しのサブリナ』の「NOW ON STAGE」だ。著作権の関係で『麗しのサブリナ』がスカステで放送されないため、その「NOW ON STAGE」もお蔵入り、もう日の目を見ることはないのかもしれない、あの映像。
何故か半分くらい、「まっつ組替えスペシャル」になっていて。半分は大げさだけど、かなりのボリュームで、まっつネタ。
(正直、退団する今より、花組を送り出されるときの方が盛大だった気がする……ゲフンゲフン)
「はじめてのキスシーンの相手が、まっつさんなんです」
そう語っていた、いちか。
いちかはまっつの公認相手役で、演出家からもジェンヌからもそういう扱いだった。
まとぶんに「責任取れよ」と言われ、『麗しのサブリナ』公演終了後に結婚式挙げるってネタで盛り上がってたっけ。(注・役の話です。『麗しのサブリナ』でまついちはカップル役だった)
雪組に来てからまっつはいろんな娘役さんと組んだけれど、どの娘役さんも素敵だったけれど。
いちかは、特別だ。
まっつといちか。
ずっと、ずっと。
ぶっちゃけ、花組時代はいちかの方が舞台人として上だと思っていた。
まっつにはいろいろ足りないところがあり、それに比べていちかはなんてよく出来た娘役さんだろうと思っていた。
たとえば『スカウト』で一花の方がマサツカ先生に信頼されてるっぽいのが、ふたりの実力の差を表している、みたいな。
男役より娘役の方が、完成するのが早い。だから一花が先に大人になっているだけで、まっつが負けているとは思ってなかった。現時点では、一花だよなあ、という意味で。
でも今、まっつはマジですごいステージに到達している。
今のまっつと、いちかを見てみたかった。
今の大人になったまっつと、大人のいちか。
どちらかが専科生になれば、共演も夢ではない。そう思っていた。
……まっつ主演いちかヒロインで公演やったら、売れると思うよ? マジで。世の中、「若くてキレイでキラキラしてれば、あとはナニも出来なくてもチケット買います」って人ばっかじゃないもん。「タカラヅカ芸」を観たいって層は確実にいる。
まっつ退団で夢に終わったけれど……いちかも、いってしまうのか。
『宝塚巴里祭2009』に出ていたがりんくんも退団してしまうし。
なにもかも、遠くなる。