グランド・フィナーレ。@北翔海莉サヨナラショー
2016年10月3日 タカラヅカ わたしとみちこさんって、長いつきあいだわ。
中高大と同じ学校で、何度も同じクラスになった。だけどいつも別グループで、存在は知ってるし同じ委員をしたりで接点がないわけでもない、目が合えば挨拶するし天気の話ぐらいする。
でも、友だちかと聞かれると「別に……」という、そんな相手。
みちこさんは優秀で、なんでも出来て、すごいなあと思っている。みちこさんってどんな人?と聞かれれば、心からそう評する。
でも、好きかと聞かれると「別に……」という、そんな相手。
てなことを、改めて思いました。
『北翔海莉サヨナラショー』前楽を観て。
あ、比喩ですよもちろん、みちこさんとわたしは芸能人と一般人です、接点などございません。
サヨナラショーって、そのスターさんへのアテ書き基本で、本人の希望も多く反映されているはずなので。
みっちゃんのサヨナラショーはとても「みっちゃんらしい」内容で。
私が苦手とするみっちゃん像がまんま出ていたので、かえって感心した。ブレないわー。
それはいっそ潔いくらいの変わらなさ・ブレなさなので、突き抜けた納得感をわたしに与えてくれた。
うん、なんかグランドフィナーレを見せてもらった気分。
みちこさんは変わらない。仲間うちでほっくんと呼んでいた下級生時代から、変わらないイメージを貫いてくれた。
みっちゃんってほんと、自分好きだよなああ。そしてそれをストレートには出さないよなああ。
なんだろ、みっちゃんのこの自己肯定力は、何故にこう屈折しているんだろう? たとえばえりたんなんかは、ぺかーっとそのまんまむき出して発せられていたのに、みっちゃんはいろいろと屈折し、いろんなものに覆われている。
その屈折具合が、好きな人にはたまらないものだったのだろうし、わたしには受け入れにくかったのかなあとも思う。
天然なのか計算なのか、最後までわかりにくい人だ。本人的にも、もうどちらとも言えないレベルまで融合しているのかもしれない。下級生の頃は、それでももっとわかりやすかったのに。
サヨナラショーの構成的に、脳裏に浮かんだのはガイチのサヨナラショーだ。
『ロマンス!!』で「みっちゃんの星組のショー」を観た、という気持ちになっていたのに、サヨナラショーでまた、みっちゃんと星組の間に別次元を感じてしまった。
それがまた、みっちゃんらしいところだ。胸熱。
強い影響力を持った舞台人だ。
感慨深いのよ。
長く眺めて来たものね。
新公主演からワークショップ主演から、全部全部ナマで観ているのよ。
あのみっちゃんが、卒業かあ。
あのほっくんが。
さやかさんも卒業で、84期がいなくなってしまうんだね。
宙組お披露目公演で初舞台を踏んだあの子たちが。
時の流れを思う。
キム、となみ、あすか、そのか、せんどーさん、みらんくん、ゆかり、たまこ、のどかちゃん、ゆめみちゃん……。
大好きだったなあああ。
わたしはあまり印象残ってないんだけど、退団後に有名になった千琴ひめか、麻生あくらもこの期だよね。
84期は特別だった、わたし的に。
まっつの期。
仲良くないのがいろいろ丸見えだった、まっつとほっくん。新公ステージトークのビデオレターの低温さに、客席で震撼したのが、ついこの間のことのよう。
なつかしいな。
泣けてくるな。
ああみんな、しあわせでいてね。
夢の国を出て現実を踏みしめて生きていく日々も。フェアリーでなくなっても。
どうかどうか、しあわせでいてね。
この胸の寂寥ごと、まるっと思うよ。
挨拶と天気の話しかしない距離感の相手であったとしても。
愛と哀しみの限りを尽くした相手であったとしても。
同じように思うよ。
フェアリーとしてこの夢の世界にいて、わたしに夢を見せてくれた人たちだから。
ありがとう。ありがとう。
どうかこれからも、しあわせで。
わたしはこれからもタカラヅカを見続けて、フェアリーたちの織りなす舞台に、そして人生模様に一喜一憂するのよ。
そのトップスターの集大成とも言える構成の、サヨナラショー。
それはまぎれもなく「タカラヅカ」が凝縮されたモノで。
こうして観ることが出来て、力いっぱい拍手することが出来て、うれしかった。
中高大と同じ学校で、何度も同じクラスになった。だけどいつも別グループで、存在は知ってるし同じ委員をしたりで接点がないわけでもない、目が合えば挨拶するし天気の話ぐらいする。
でも、友だちかと聞かれると「別に……」という、そんな相手。
みちこさんは優秀で、なんでも出来て、すごいなあと思っている。みちこさんってどんな人?と聞かれれば、心からそう評する。
でも、好きかと聞かれると「別に……」という、そんな相手。
てなことを、改めて思いました。
『北翔海莉サヨナラショー』前楽を観て。
あ、比喩ですよもちろん、みちこさんとわたしは芸能人と一般人です、接点などございません。
サヨナラショーって、そのスターさんへのアテ書き基本で、本人の希望も多く反映されているはずなので。
みっちゃんのサヨナラショーはとても「みっちゃんらしい」内容で。
私が苦手とするみっちゃん像がまんま出ていたので、かえって感心した。ブレないわー。
それはいっそ潔いくらいの変わらなさ・ブレなさなので、突き抜けた納得感をわたしに与えてくれた。
うん、なんかグランドフィナーレを見せてもらった気分。
みちこさんは変わらない。仲間うちでほっくんと呼んでいた下級生時代から、変わらないイメージを貫いてくれた。
みっちゃんってほんと、自分好きだよなああ。そしてそれをストレートには出さないよなああ。
なんだろ、みっちゃんのこの自己肯定力は、何故にこう屈折しているんだろう? たとえばえりたんなんかは、ぺかーっとそのまんまむき出して発せられていたのに、みっちゃんはいろいろと屈折し、いろんなものに覆われている。
その屈折具合が、好きな人にはたまらないものだったのだろうし、わたしには受け入れにくかったのかなあとも思う。
天然なのか計算なのか、最後までわかりにくい人だ。本人的にも、もうどちらとも言えないレベルまで融合しているのかもしれない。下級生の頃は、それでももっとわかりやすかったのに。
サヨナラショーの構成的に、脳裏に浮かんだのはガイチのサヨナラショーだ。
『ロマンス!!』で「みっちゃんの星組のショー」を観た、という気持ちになっていたのに、サヨナラショーでまた、みっちゃんと星組の間に別次元を感じてしまった。
それがまた、みっちゃんらしいところだ。胸熱。
強い影響力を持った舞台人だ。
感慨深いのよ。
長く眺めて来たものね。
新公主演からワークショップ主演から、全部全部ナマで観ているのよ。
あのみっちゃんが、卒業かあ。
あのほっくんが。
さやかさんも卒業で、84期がいなくなってしまうんだね。
宙組お披露目公演で初舞台を踏んだあの子たちが。
時の流れを思う。
キム、となみ、あすか、そのか、せんどーさん、みらんくん、ゆかり、たまこ、のどかちゃん、ゆめみちゃん……。
大好きだったなあああ。
わたしはあまり印象残ってないんだけど、退団後に有名になった千琴ひめか、麻生あくらもこの期だよね。
84期は特別だった、わたし的に。
まっつの期。
仲良くないのがいろいろ丸見えだった、まっつとほっくん。新公ステージトークのビデオレターの低温さに、客席で震撼したのが、ついこの間のことのよう。
なつかしいな。
泣けてくるな。
ああみんな、しあわせでいてね。
夢の国を出て現実を踏みしめて生きていく日々も。フェアリーでなくなっても。
どうかどうか、しあわせでいてね。
この胸の寂寥ごと、まるっと思うよ。
挨拶と天気の話しかしない距離感の相手であったとしても。
愛と哀しみの限りを尽くした相手であったとしても。
同じように思うよ。
フェアリーとしてこの夢の世界にいて、わたしに夢を見せてくれた人たちだから。
ありがとう。ありがとう。
どうかこれからも、しあわせで。
わたしはこれからもタカラヅカを見続けて、フェアリーたちの織りなす舞台に、そして人生模様に一喜一憂するのよ。
そのトップスターの集大成とも言える構成の、サヨナラショー。
それはまぎれもなく「タカラヅカ」が凝縮されたモノで。
こうして観ることが出来て、力いっぱい拍手することが出来て、うれしかった。