もうひと組のカップルとその周辺。@ガイズ&ドールズ
2015年8月23日 タカラヅカ 『ガイズ&ドールズ』、トップコンビ以外の人々のこと。
アデレイド@ことちゃんが、うますぎる。
ふつーに娘役スターさんだーー! しかも、ふつーの娘役スターさんより、はるかに濃く、押し出しがいい。
『風と共に去りぬ』のときは、そんなにいいと思わなかったのよ。なんで無理に女役やらせてんだろう、男役やらせろー!って思ってた。ヲカマ感ゆんゆんだったし、芝居も表情もぎこちなかったし。
それが今回は、違和感なく女の子。
あ、ちゃんとかわいい。
最初に見たときに、すんなりそう思った。
ほんとうまい子なんだなあ……。
こんだけなんでも出来るうまい子、ヅカ100年の歴史でも、そうそういなかったんじゃあ……?
や、芸達者な人はいただろうけど、「トップ路線で」ここまでオールマイティに技術点が高い人は稀有だと思う。
きりやんもオールマイティな人のひとりだと思うけど、彼の場合「女装した男役」だとわかったからなー。ことちゃんは、そうは見えない、ふつーに「娘役スターですが、ナニか?」。
さすがに、年増女には見えなかったけれど……大人可愛い女の子、にしか見えないけれど……それにしたって、ここまでやってくれると感心するばかりだわ。
だからこそほんと、早くことちゃんに男役を!
スカーレットがあの出来で、アデレイドがこの出来ってことは、経験を積めば成長する、ってことですよ。
男役として経験を積ませれば、その分成長するってことですよ。女役やらせてる場合じゃないよ、成長期にしっかり男役やらせて、実力とビジュアルを兼ね備えた、かっこいい男役を育成してよおおお。
んで、アデレイドの婚約者、ネイサン@ベニー。
えーと。
わたし、13年前の月組再演時も、実はネイサンはよくわかってないっす。あんときのネイサンは、似合わないヒゲをつけたとっちゃん坊やで、アデレイドとはもちろん、スカイや他の男たちとも実力その他差がありすぎて、よくわかんなかったっす。
新専科制度でぐちゃぐちゃになった番手制度の中、それまで4番手以下の役しかしたことなかったのに、どさくさに紛れての初2番手役だったんだよねえ。だからひとりだけ新公状態、でも2番手、貫禄と独自の世界観ありまくりのスカイや、実力と押し出しの良さで場を席巻するアデレイドを相手に、なんとも分の悪い状況だったことは確か。
にしてもバランス悪すぎてどう受け止めていいかわかんなかった……という記憶しかないわたしだから、ネイサンという役への理解度が低い状態で、今回の観劇に至っている自覚はある。
ある、が。
うーん。
やっぱり、よくわかんない……。
や、表面的なこと、ストーリー的なことは、もちろんわかるんだけど。
スカイとサラに目からウロコを落としたような発見は、ネイサンにはなかったな。
でも、ベニーのネイサンは、ことちゃんのアデレイドには合っていると思った。
ことちゃんが若くて可愛い女の子なので、彼女のダーリンは若いイケメンで、善良だけどいろいろ緩いチャラ男、というのはイメージが合っている。若い子は、こーゆー男に騙されるよねー的な。
婚約してから14年経過している、という設定はスルーで(笑)。
月組再演時の刷り込みか、ネイサンは可愛ければいい。と思っているので、なんの問題もない。キリッ。
(一度でいいからうまい人、スカイと実力差のナイ人でこの役を観てみたい……とも思う。ぼそっ)
アーヴァイド@みっきぃに驚いた。
や、キャスティング、チェックしてなかったし。『ガイドル』は13年前に観たっきりで、アーヴァイドの楽器までおぼえてなかったし。つか、気にしてなかったし。
へー、みっきぃ救世軍なんだー、ギャンブラー観たかったなー、ぐらいの気持ちでいたから、教会の場面になっていざみっきぃが喋り出したのを聞いて、えっ、みっきぃアーヴァイドなの?! って驚愕した。
ドーナツ言うのはアーヴァイドですがな!! ←ここはおぼえてる。
でもってアーヴァイドって、老人ですがな!!
13年前の月組再演時、アーヴァイドやってたのはえりりんだもん! ごま塩頭に太い口ヒゲ付けてたもん。
ヒロインの後見人の、初老のおじさん……好々爺、って感じの人だったもん。
でもでも、目の前のみっきぃは白髪頭でも老人ヒゲでもない、ふつーの美青年みっきぃで。……白髪だったのかもしれないけど、わたしにはそうは見えなかったので。
喋り方は年配者っぽくしているけれど、見た目は美青年で。でも、サラ@風ちゃんの後見人とか言ってて。
んな若く美しい男性が後見人、って、やばいっしょ、話が違ってきちゃうでしょ、ジュディは最後後見人のあしながおじさんとくっついちゃうのよーー?!
混乱。
…………。
ま、いっか。
美しいみっきぃが観られてラッキー☆
白髪とヒゲの老人みっきぃより、若く美しいみっきぃの方がいいもん。
あんなにきれいだけど、誰よりも美しいけど、「初老設定なんだ」と思って観ることにした。
タカラヅカだから、美しいに越したことはない。
キャラクタが月組再演時(わたしの『ガイドル』スタンダード)と違いすぎているのは、なんといってもナイスリー@さやかさん。
といっても、こちらは最初からわかっていることなので、混乱はない。
ただ興味深く、「へー、こうなんのかー」と観た。
うまいってのは素晴らしい。
ナイスリーはでぶのおじさん、お笑い担当……というのが正当で、月組再演時がイレギュラーだとわかっている。
だから、正しいナイスリーを堪能した。
でも。
わたしやっぱり、ナイスリーは美形キャラ設定の方がいいな……。
『ガイドル』の見どころは、スーツ姿の男たちの、かわいいいちゃいちゃぶりだと思ってる(笑)。
ナイスリーたち3人組はアイドルユニット的な愛らしさを振りまき、特にナイスリーはスカイやネイサンとも愛のある絡み方をし、女性ファンの目を楽しませる、という効果がある……と、思ってる。
ギャンブラーたちがイケメン揃いで、どこを観てもウハウハ、なのが『ガイドル』の醍醐味、どの並び、どの絡み、どのカップリングもOK!(笑)的な楽しさ。
それが、ギャンブラーのセンターグループに、ひとり別カテゴリのキャラクタがいると、意味合いがまったく違ってくる……。
ナイスリーがカテゴリ外である、というだけで、こんだけ萌えがなくなるのか……、と、ある意味新鮮だった。
さやかさんをdisるつもりはない。さやかさんのナイスリーこそが正しいと思っている。
だからこれは、ただの趣味の問題。
ナイスリー@かいちゃん、相棒ふたりがまおポコ だったら、どんだけ萌えただろうか、と。
アデレイド@ことちゃんが、うますぎる。
ふつーに娘役スターさんだーー! しかも、ふつーの娘役スターさんより、はるかに濃く、押し出しがいい。
『風と共に去りぬ』のときは、そんなにいいと思わなかったのよ。なんで無理に女役やらせてんだろう、男役やらせろー!って思ってた。ヲカマ感ゆんゆんだったし、芝居も表情もぎこちなかったし。
それが今回は、違和感なく女の子。
あ、ちゃんとかわいい。
最初に見たときに、すんなりそう思った。
ほんとうまい子なんだなあ……。
こんだけなんでも出来るうまい子、ヅカ100年の歴史でも、そうそういなかったんじゃあ……?
や、芸達者な人はいただろうけど、「トップ路線で」ここまでオールマイティに技術点が高い人は稀有だと思う。
きりやんもオールマイティな人のひとりだと思うけど、彼の場合「女装した男役」だとわかったからなー。ことちゃんは、そうは見えない、ふつーに「娘役スターですが、ナニか?」。
さすがに、年増女には見えなかったけれど……大人可愛い女の子、にしか見えないけれど……それにしたって、ここまでやってくれると感心するばかりだわ。
だからこそほんと、早くことちゃんに男役を!
スカーレットがあの出来で、アデレイドがこの出来ってことは、経験を積めば成長する、ってことですよ。
男役として経験を積ませれば、その分成長するってことですよ。女役やらせてる場合じゃないよ、成長期にしっかり男役やらせて、実力とビジュアルを兼ね備えた、かっこいい男役を育成してよおおお。
んで、アデレイドの婚約者、ネイサン@ベニー。
えーと。
わたし、13年前の月組再演時も、実はネイサンはよくわかってないっす。あんときのネイサンは、似合わないヒゲをつけたとっちゃん坊やで、アデレイドとはもちろん、スカイや他の男たちとも実力その他差がありすぎて、よくわかんなかったっす。
新専科制度でぐちゃぐちゃになった番手制度の中、それまで4番手以下の役しかしたことなかったのに、どさくさに紛れての初2番手役だったんだよねえ。だからひとりだけ新公状態、でも2番手、貫禄と独自の世界観ありまくりのスカイや、実力と押し出しの良さで場を席巻するアデレイドを相手に、なんとも分の悪い状況だったことは確か。
にしてもバランス悪すぎてどう受け止めていいかわかんなかった……という記憶しかないわたしだから、ネイサンという役への理解度が低い状態で、今回の観劇に至っている自覚はある。
ある、が。
うーん。
やっぱり、よくわかんない……。
や、表面的なこと、ストーリー的なことは、もちろんわかるんだけど。
スカイとサラに目からウロコを落としたような発見は、ネイサンにはなかったな。
でも、ベニーのネイサンは、ことちゃんのアデレイドには合っていると思った。
ことちゃんが若くて可愛い女の子なので、彼女のダーリンは若いイケメンで、善良だけどいろいろ緩いチャラ男、というのはイメージが合っている。若い子は、こーゆー男に騙されるよねー的な。
婚約してから14年経過している、という設定はスルーで(笑)。
月組再演時の刷り込みか、ネイサンは可愛ければいい。と思っているので、なんの問題もない。キリッ。
(一度でいいからうまい人、スカイと実力差のナイ人でこの役を観てみたい……とも思う。ぼそっ)
アーヴァイド@みっきぃに驚いた。
や、キャスティング、チェックしてなかったし。『ガイドル』は13年前に観たっきりで、アーヴァイドの楽器までおぼえてなかったし。つか、気にしてなかったし。
へー、みっきぃ救世軍なんだー、ギャンブラー観たかったなー、ぐらいの気持ちでいたから、教会の場面になっていざみっきぃが喋り出したのを聞いて、えっ、みっきぃアーヴァイドなの?! って驚愕した。
ドーナツ言うのはアーヴァイドですがな!! ←ここはおぼえてる。
でもってアーヴァイドって、老人ですがな!!
13年前の月組再演時、アーヴァイドやってたのはえりりんだもん! ごま塩頭に太い口ヒゲ付けてたもん。
ヒロインの後見人の、初老のおじさん……好々爺、って感じの人だったもん。
でもでも、目の前のみっきぃは白髪頭でも老人ヒゲでもない、ふつーの美青年みっきぃで。……白髪だったのかもしれないけど、わたしにはそうは見えなかったので。
喋り方は年配者っぽくしているけれど、見た目は美青年で。でも、サラ@風ちゃんの後見人とか言ってて。
んな若く美しい男性が後見人、って、やばいっしょ、話が違ってきちゃうでしょ、ジュディは最後後見人のあしながおじさんとくっついちゃうのよーー?!
混乱。
…………。
ま、いっか。
美しいみっきぃが観られてラッキー☆
白髪とヒゲの老人みっきぃより、若く美しいみっきぃの方がいいもん。
あんなにきれいだけど、誰よりも美しいけど、「初老設定なんだ」と思って観ることにした。
タカラヅカだから、美しいに越したことはない。
キャラクタが月組再演時(わたしの『ガイドル』スタンダード)と違いすぎているのは、なんといってもナイスリー@さやかさん。
といっても、こちらは最初からわかっていることなので、混乱はない。
ただ興味深く、「へー、こうなんのかー」と観た。
うまいってのは素晴らしい。
ナイスリーはでぶのおじさん、お笑い担当……というのが正当で、月組再演時がイレギュラーだとわかっている。
だから、正しいナイスリーを堪能した。
でも。
わたしやっぱり、ナイスリーは美形キャラ設定の方がいいな……。
『ガイドル』の見どころは、スーツ姿の男たちの、かわいいいちゃいちゃぶりだと思ってる(笑)。
ナイスリーたち3人組はアイドルユニット的な愛らしさを振りまき、特にナイスリーはスカイやネイサンとも愛のある絡み方をし、女性ファンの目を楽しませる、という効果がある……と、思ってる。
ギャンブラーたちがイケメン揃いで、どこを観てもウハウハ、なのが『ガイドル』の醍醐味、どの並び、どの絡み、どのカップリングもOK!(笑)的な楽しさ。
それが、ギャンブラーのセンターグループに、ひとり別カテゴリのキャラクタがいると、意味合いがまったく違ってくる……。
ナイスリーがカテゴリ外である、というだけで、こんだけ萌えがなくなるのか……、と、ある意味新鮮だった。
さやかさんをdisるつもりはない。さやかさんのナイスリーこそが正しいと思っている。
だからこれは、ただの趣味の問題。
ナイスリー@かいちゃん、相棒ふたりがまおポコ だったら、どんだけ萌えただろうか、と。